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第1話
西暦2900年の日本……
天才少年 風鈴の家
風鈴は巨大なパソコンの前に座っていた
ああ……
何もかもがつまらない
退屈…
天才って物は疲れるらしい
昔は仕事という面倒なことがあったらしいが
そんなものは全てロボットK・Lがやってくれる……
インターネットも全て統一されつまらなくなった
新たにHPも作成されず、編集できない
唯一つ編集されているのがニュース欄やTVの公式HPだった
まぁ全てコンピューター任せだから犯罪はあまり起きないが…
こんな時にコンピューターウイルスでも流れれば少しは面白くなるが無理だ
ハッカーどもは全て刑務所行きだからな…
こんな時にも外には出ない…
たいていバーチャル・アクションで外に出たような感覚を味わうだけ
昔は芸能人や芸人という人間が存在したらしいが、そんな人間も存在しない
なんて退屈だろう…
子供には学校というところもあったが今ではそれもない
勉強する必要が無くなったからだ…
こんな時にもし、誰かが犯罪を起こせば楽しいのに…
「そ ん な に
事 件 を 起 こ し て
ほ し い の か ?」
急にそんな声がした
「ああ、そうだよ 退屈だからな」
「お 前 の の ぞ み
き い た ……」
「お前は誰だ?」
「お 前 の の ぞ み を い え
ど ん な の ぞ み で も か な え て や る 」
「はぁ?」
「お 前 の は ら う だ い し ょ う は
た だ ひ と つ
お 前 の 大 切 な も の だ」
「じゃあお前は要するに悪魔って訳か」
「そ う だ 」
「じゃあ俺の望みを聞け」
「い い だ ろ う …… 」
「俺の望みは…俺を悪魔にしてくれ」
「一 応 言 っ て お く が
の ぞ み は 言 い 直 せ な い ぞ 」
「ああいいぞ で払う代償は俺の大切な物って言ったな
俺には大切な物は無い」
「後 で 払 っ て も ら う だ け だ
お 前 が 損 を す る タ イ ミ ン グ で な 」
「さぁ俺を悪魔にしてくれ」
「契 約 完 了…… 」
無題
でもこれでイマジンが思い浮かんできたのは僕だけだろうか(ぁ